卓上機織り

 卓上機(アシュフォード社ニッターズルーム:3万円前後で市販されています)で手織りした布を仕立てました。

 50羽(1センチに5本)の筬そうこうを使い、1箇所に2本ずつ糸を通して織りました。

 ざっくりとした織りなので、夏むきの涼しい服が仕上がりました。

 

 手を取って指導することが難しい状況のこの頃、糸紡ぎのワークショップを見合わせています。

 残念ですが、毛糸などを使って、手織りを楽しむことから始めてみてはいかがでしょうか。あるいは、買って来た布を使っても、ミシンを使って服を作ってみることも素敵です。単純な構造の卓上機での手織りや洋裁は、本を見ながら、独学でもできるでしょう。

 ワタを育てるところから始めると、服までたどり着けないことが多いです。綿花栽培や糸紡ぎは、明治時代以降行われなくなりました。手織り産業は昭和の中頃まで残っていましたし、家庭での洋裁も昭和の頃までは普通に行われていました。ですから、歴史を逆にたどるのであれば、洋裁や手織りから始めるのが、無難かもしれません。

 

 東京で感染者がまた増えていますし、高齢の両親に会う機会も多いので、しばらくはオンラインでできることを模索していきたいと思っています。

 ガンジー思想については、本も出版していますし、ネット上に講演会の映像もあるので、よかったらご覧ください。

 それでも、オンライン講演会等の希望がありましたら、連絡ください。