原文は、このサイトより入手可能。
「一方では国家の莫大な富を一手に握っている少数の富裕者が富を手放すようにし、もう一方では半ば飢えた衣類も満足に持たない大多数の生活水準を上げてい きます。富める者とお腹を空かせた大多数の者との間に深い溝が横たわり続ける限り、非暴力の政治を行うことは、明らかに不可能です。ニューデリーの大邸宅 とその付近の貧しい労働者階級のみすぼらしい住まいとの落差が、自由になったインドで一日たりとも存在してはなりません。」
「今お金を所有している人には、貧しい人々の代理に富を所有している財産管理者として振舞って欲しいと思います。」
ガンジーの言葉
「欲望を愛に置き換えてみてください。そうすればすべてがまともになります。」(『ガンジー・自立の思想 』(地湧社)P.100
「戦争に反対する運動は健全です。成功することを願います。しかし、あらゆる悪の根本原因、すなわち人の欲望ということを取り上げなければ、その運動は失敗に終るのではないかと危惧せずにはおれません。」The Hindu, 8 Nov. 1926
「地球はすべての人間の必要を満たすのに十分なものを与えてくれますが、貪欲は満たしてくれません」
「改心なしに法律を作ってみたところで、それは、死文に過ぎません。」
つまり、変えなければならないのは、
制度(システム)ではなく私たち一人一人の心の在り方なのです。
これについては、次の項目で検討します。⇒心を愛で満たしてこそ
『ガンジー自立の思想』1,900円
(電子書籍版販売中・紙もあり)
『ガンジーの教育論』800円
『ガンディーの遺言』800円
『非暴力・平和・糸車』950円
片山佳代子
ガンジーの思想を伝えることと、棉を育て、糸に紡ぎ、布に織り、衣類をつくることをライフワークにしている。
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